経理は向き・不向きがハッキリと分かれる職業です。
- 経理の仕事が気になるけど、自分に合うか分からない…
- 経理の向き・不向きを知りたい
向いている人にとっては「これほどラクで面白い仕事」は他に見当たらないでしょう。
- 勉強が好き
- 数字を扱うのが好き
- どこでも通用「ポータブルスキル」がある
- ライティングスキル(文章力)がある
- タイピングスキルがある
- 変化を楽しめる
- ポジティブ思考で考える
- システムを扱うのが得意
- 簿記の資格を持っている
一方で、向いていない人にとってはまったく魅力を見出せない仕事です。
- デスクワークが苦手
- 勉強が嫌い
- いまだに根性論
経理事務はまさに縁の下の力持ち。決して目立つポジションではありません。
本記事では、経理が向いている人と向いていない人の特徴、性格を解説します。
経理が向いている人の特徴や性格9選
経理に携わっている私が、職場や知人、SNSの声をもとに「経理が向いている人の特徴や性格」を9個紹介します。
- 勉強が好き
- 数字を扱うのが好き
- どこでも通用「ポータブルスキル」がある
- ライティングスキル(文章力)がある
- タイピングスキルがある
- 変化を楽しめる
- ポジティブ思考で考える
- システムを扱うのが得意
- 簿記の資格を持っている
勉強が好き(会計や法律に興味がある)
経理は、企業の財務を適切に管理する役割として、会計や法律の知識が求められます。
一番重要なのは勉強好きなこと。勉強が大事な理由は以下のとおり。
- 毎年、税法の改正や会計基準が新しくなるため、常にアップデートが必要
- 会計や法律を学ぶことが苦にならない
- 新しい知識を得ることが楽しいと感じるかどうか
勉強を楽しめるかは、経理の仕事でメチャクチャ大切です。勉強が苦手な人は、経理に向いていません。
会計、法律と聞くと難しそうだけど、最近は勉強しやすい本もあるよ。経理事務は徐々にステップアップしていけば問題なし^ ^
経理は、会計や法律の知識を活かし、学びの楽しさと向上心を持って取り組めば、経理は非常に魅力的な場所です。
» 経理の魅力とやりがい
数字を扱うのが好き
数字は最も身近な経理事務のパートナー。
数字を扱うのが好きな人は、経理の世界で活躍できます。
- 経理事務は日々の仕訳から決算書作成まで、数字が主役
- 数字に親しんでいると、業務の効率が格段に向上
- 自信を持って仕事に取り組める
数字に苦手意識がある人でも安心してください。基本的な計算は会計ソフトやExcel、電卓がサポートしてくれます。
数字が苦手でも問題ないんだね!
数字が得意でなくても、経理の勉強、経験のなかで仕事を楽しめるようになります。
どこでも通用「ポータブルスキル」がある
ポータブルスキルとは、持ち運び可能などこにいっても通用するスキルのこと。
いつでも、どこでも、誰とでも、仕事をするうえで役に立つスキルです。
これからの時代、終身雇用が崩れ、転職が当たり前の時代になってくる中で、ポータブルスキルはますます必要になります。
- 人材の流動化(終身雇用が崩れ、転職が当たり前に)
- 企業やビジネスモデルの短命化(企業やビジネスモデルの旬は、大企業でさえ15~20年に)
会社員は40年、50年と長い間働く一方で、企業やビジネスモデルはそこまで長続きしない。
- 現状のままでは終身雇用の継続が難しい(トヨタ自動車の社長)
- 終身雇用を前提にすることが限界になっている(経団連の中西宏明会長)
と発言しています。(参考:日経ビジネス「相次ぐ脱終身雇用宣言、信頼と責任築く経営哲学いずこに?」)
企業側も終身雇用の維持を諦めている。
「これからも終身雇用が続く」と考えるのは、今の日本ではかなり難しい状況。
どこにいっても通用する「ポータブルスキル」の重要性は、高まり続けているってことだね!
わたしが一番オススメするポータブルスキルの鍛え方はブログ挑戦です。
ポータブルスキルの習得に、ブログが最適と考える理由は以下のとおり。
- ライティング力が身につく→ライティングスキル
- 読者に好かれる文章力が身につく→ポジティブ思考
- 本業とブログ副業の両立で時間管理術が身につく→タイムマネジメント
- 「こういう読者ニーズがあるのでは?」という仮説思考も鍛えられる→思考術
- パソコンの文字を打つスピードが上がって仕事が速くなる→PCスキル
経理事務を目指しながらスキルアップ手段したいなら、ブログに挑戦してみましょう。
ブログは月3万円~5万円、うまくいけば月100万円以上稼げるチャンスがあるだけでなく、SNS発信などを通じて新しい仲間と出会うきっかけにもなります。
仮にお金を稼げなくても持ち運び可能な「ポータブルスキルが残る」という意味では、ブログはかなりリスクの低い選択肢といえます。
ライティングスキル(文章力)がある
仕事をしていると、日々いろいろな場面でライティングスキル(文章力)が必要になります。
- 転職活動で履歴書を書くとき
- 日報や週報を書くとき
- 企画書や報告書を書くとき
- 同僚や取引先にメールするとき
ライティングスキルが高い人の文章は、以下の特徴があります。
- 読みやすく分かりやすい
- 読み手を不快な気分にさせない
- 趣旨が明快(気持がよいほど、はっきり筋道が通っている)
- 論理的(きちんと筋道を立てて考える)
PRESIDENT Onlineの「年収500万vs1500万の「書く力」と「稼ぐ力」によると、文章力と年収はキッチリと相関関係にあることが分かります。
年収500万円台の社員のうち58.3%と半数以上が「書くことが苦手」と回答した一方で、年収1,500万円以上の社員のうち「書くことが苦手」と答えたのは36.4%と1/3程度。
高年収の人は書くことへの苦手意識が少ないことが分かります。
年収が高い人は書くことが得意な傾向にあるね!
文章力があるかないかで、昇進スピードや仕事の単価、取れる仕事の数など大きく変わります。
タイピングスキル
ちなみに、ライティングスキルと同様にタイピングスキルも重要です。
経理事務では、タイピングの速さが生産性に直結するからです。
変化を楽しめる
自分が今までやったことがなかったり、周囲の誰もやったことがない新しいことにおくせずトライできるチャレンジ精神があれば、経理事務に限らずどんな部署でも成功できます。
- 金額の記録、計算、帳簿記入・報告書作成
- 帳簿への記録に間違いがないかチェック
- 月単位で各勘定科目について集計(月次決算)
- 各勘定科目を集計し、貸借対照表や損益計算書などの財務諸表を作成(決算期)
- 現金や小切手の処理と管理
企業が成長するには、新事業や新市場に挑戦することも大切です。
新しいことにおくせずトライできる人は、企業の成長に一役買える人として重宝されます。
近年、技術の発展とともにChatGPTなどのAIは急速な進化スピードです。
AIの台頭によって「将来性がないから経理はやめとけ」という人も一定数存在するよ。
実際、繰り返し作業や単純な経理事務は自動化が進み、AIに代替されている部分もあります。
- 会計システムのデータ入力、レポート作成が自動化
- 税法の変更点や会計基準の詳細など、特定の情報を迅速に取得可能
単純業務がシステムやAIに代替されるだけで、経理業務がすべてAIに置き換わるわけではありません。
財務や収益予測などはAIの補助を受けつつ、上層部への報告や部署間の調整には、人間同士のコミュニケーション能力が求められます。
今後、10年20年と経理で活躍するためにはAIの補助を受けつつ、人間のコミュニケーションスキルがとても重要。
AIとの適切なすみ分けを図ることで、経理の仕事はより価値あるものとなるでしょう。
関連記事:【経理へ転職で年収アップ】うまくいく人の特徴8選と役立つ即効テクニック3選
ポジティブ思考で考える
ポジティブ思考とは肯定的・前向きな考え方によって現実を良い方向に変える思考法のこと。
言葉は人間を形作る大きな要素の一つ。実際、相手と良い関係を築ける人は、語彙も豊かな人が多いです。
ただビジネスでは、ついついネガティブに考えてしまう場面も少なくないのではないでしょうか。
- 私にはできない⇨どうすれば私にもできるかな^^
- Aはやってはいけない⇨Bをやってみよう!
「本当はこうしたい!こう伝えたい!」という部分に光を当てて、表現したいことをポジティブな言葉に言い換えてみてください。
ポジティブな言葉に言い換えようと心掛けると、自分の能力も伸びるし、人からも好かれるようになるね!
ポジティブ思考を心掛けることで、失敗した時でも原因を冷静に分析できます。
転職活動でも、失敗を恐れず、ポジティブ思考で取り組むと採用担当者の印象もよくなり、希望どおりの企業に転職できる確率が高くなります。
タイムマネジメントが得意
タイムマネジメントとは、いわゆる「時間管理術」です。
目標達成するには、限られた時間を有効に活用するかが大事だね!
タイムマネジメントが得意な人はどこでも成果を出せますが、タイムマネジメントが苦手な人はどこでも成果を出せません。
成果を出せない理由はシンプルで優先順位づけがヘタだから。
以下のグラフは、重要度を縦軸、緊急度を横軸にとった図です。
タイムマネジメントが得意な人は、以下のように業務を進めます。
- 緊急度が低い業務をやらず、緊急度の高い業務に集中する⇨「B・D」ではなく「A・C」を優先する
- 重要度の高い「A・B」をいつやるか決める⇨仕事の優先順位をつけて取り組める
どこでも評価される人は、必ず自分の業務の重要性と緊急性を整理します。限られた業務時間の中で、優先順位をつけて仕事に取り組みます。
できるようになるには、アタマだけでなく体を動かして経験を積むことが大切だね!
簿記の資格を持っている
経理職への採用において、資格は個人の能力と意欲を示す重要な指標です。
未経験で経理転職を目指す場合、簿記(2級・3級)の資格は必須です。
もし、取得がまだでも資格取得に向けて勉強中というスタンスは採用担当者へ伝えたいね!
理由は、経理求人の応募条件(以下)を見ていただければわかります。
上記画像のとおり、経理の求人は、ほとんどの会社で経理の実務経験や簿記2級、3級を応募条件にしています。
未経験の方は、簿記の資格がないと応募すら難しい。逆に考えると簿記2級、3級があれば未経験でも十分に戦えます。
まず簿記3級の取得を目指して、次に求人が大幅に増える簿記2級まで目指すのがオススメ!
人は、住居・水道・電気・ガスなどのインフラがなければ生きていけません。
同様に、いまの社会では、簿記がなければ生きていけません。
世界に名だたるGoogle、トヨタ、Appleといった超大手企業も、裏では簿記の技術を使いながら会社経営をしています。
アメリカの超大手企業から日本の和菓子屋さんに至るまで、世界中のビジネス現場で使われているのが簿記というワケです。
- 自分の所属する部署のプロジェクトや利益状況が分かる
- 自分の会社がどのような状況なのか分かる
- 転職先候補の会社がどのような状況なのか分かる
簿記の資格を持っていることで転職にも有利になるよ!
簿記の資格を持っていない人も簿記に挑戦する意欲は、転職先の採用担当者にとって魅力的なポイントとなります。
経理が向いていない人の特徴や性格3選
経理に携わっている私が、職場や知人、SNSの声をもとに「経理が向いていない人の特徴や性格」を3個紹介します。
- デスクワークが苦手
- 勉強が嫌い
- いまだに根性論
関連記事:【経験者のリアル解説】経理はやめとけ、頭おかしくなるは本当?対処法とメリット紹介
デスクワークが苦手
パソコンでのデスクワークが苦手な方は経理に向いていない可能性があります。
経理業務はパソコン作業がメインのため、パソコン作業が苦手となれば、経理の仕事は大変なものになるでしょう。
- パソコン作業の集中力が30分も持たない
- パソコンの前に座るのが苦痛
上記の方は、パソコン業務が向いていない可能性が大。体を動かす作業や接客業など、パソコンがなくても活躍できるスキルがあるはずです。
無理に経理にこだわらず、自身にあった仕事を選びましょう。
勉強が嫌い
経理は、企業の財務を適切に管理する役割として、会計や法律の知識が求められます。
一番重要なのは勉強好きなこと。
勉強が嫌いな場合、経理事務を続けるのは難しいかもしれません。理由は以下のとおり。
- 毎年、税法の改正や会計基準が新しくなるため、勉強が必要
- 新しい知識を得ることが苦痛だと仕事もしんどい
勉強を楽しめるかは、経理の仕事でメチャクチャ大切です。勉強が苦手な人は、経理に向いていません。
会計、法律と聞くと難しそうだけど、最近は勉強しやすい本もあるよ。経理事務は徐々にステップアップしていけば問題なし^ ^
経理は、会計や法律の知識を活かし、学びの楽しさと向上心を持って取り組めば、経理は非常に魅力的な場所です。
いまだに根性論
いまだの根性論で以下のような指示をする上司はいませんか?
- 若いんだから残って仕事しろよ
- 俺が若いころは1時間前に職場に来て掃除していた
- 明日までに、絶対にだ!やり方?そんなのお前で考えろ!
もし、根性論で仕事を進めている場合、そもそもパワハラにあたり、一緒に仕事したいと思う人はいないでしょう。もちろん経理事務にも向いていません。
精神論や根性論ではモチベーションが上がらず、スキルも向上しないね。
根性論ではなく、人を大切にするマネジメントが重要です。
経理の向き、不向きが分からないアナタへ!チェック法2選
経理事務の向き、不向きがわからない場合は次の方法で確認しましょう。
- jobtag(厚生労働省監修)の職業適正テストを利用する
- キャリアカウンセリングを利用して適職を案内してもらう
jobtag(厚生労働省監修)の職業適正テストを利用する
jobtag(じょぶたぐ)は、厚生労働省が監修しているサイト。
職業についての内容や就労方法、求められる知識・スキルや、どのような人が向いているかなどが総合的にわかります。
上記の職業興味検査では、あなたの興味ある職業の特徴を調べることができます。
42の質問に答えると、興味ある職業を教えてくれるよ!
» 厚生労働省/職業情報提供サイト jobtag(職業興味検査)
上記の職業適性テストは、あなたがどんな職業に向いてそうかが分かるツールです。
検査には15分程度かかるので、回答に集中できる環境で実施しよう!
» 厚生労働省/職業情報提供サイト jobtag(職業適性テスト)
転職エージェントを利用して適職を案内してもらう
どの企業にも経理の役割は存在し、転職が非常にしやすい職種ですが、自分に向いているか分からないというあなたへ。
経理に少しでも興味があれば、まず転職エージェントで自分の市場価値を知ることが大切です。
そこでおすすめが、転職エージェントのキャリアカウンセリングです。
- 所要時間は1時間程度、リモートまたは電話で転職エージェントと面談を行う
- 登録情報をもとに、今までの経験や希望職種等を伝え、より良いキャリアデザインや、転職プラン、具体的な求人情報を提供してもらう
わたし自身も、転職エージェントののキャリアカウンセリングを受けて、自分の得意が何か、方向性が経理事務であっているかを再確認できました。
- ヒュープロ(経理のお宝求人が豊富)
- MS-Japan (管理部門・士業特化型業界最大級)
- ジャスネットキャリア(経理・税理士・公認会計士特化)
自分自身のことを知るって大事だね!
市場価値を知ることは、理想の働き方、キャリアを考えるうえでメチャクチャ重要です。
転職にリスクはありますが、転職活動自体にリスクはありません。
» 経理に強いオススメ転職エージェント
» 自分に合った業界はどうやって見つけるの?就活の業界選びを完全攻略|ココシロインターン
転職を成功させ年収もアップする方法
ここまで読んで「自分も経理事務に転職したい」と思っているかもしれません。
そこで最後に、転職を成功させて、年収アップの可能性を上げる方法を解説します。
- 職務経歴書のクオリティを徹底的に高める
- 十分な面接対策を行う
- 具体的な根拠をもとに希望年収を提示する
関連記事:経理は転職しやすい?未経験から成功した理由とマインド面を徹底解説!
STEP①:職務経歴書のクオリティを徹底的に高める
職務経歴書のクオリティを徹底的に高めましょう。
なぜなら職務経歴書は、皆さんという商品をPRするための「プレゼン資料」であり、特徴を伝えるための「取り扱い説明書」でもあるからです。
どんなに優れた商品でも、使うメリットが相手に伝わらなければ、購入してもらえません。転職も同じです。
転職先の採用担当者は、職務経歴書を通じて以下の内容を確認します。
- 職務経歴書のクオリティを徹底的に高める
- 十分な面接対策を行う
- 具体的な根拠をもとに希望年収を提示する
職務経歴書で採用担当者が確認する内容は以下のとおりです。
- 持っているスキル
- 今までの経験や実績
- 人柄
転職活動が上手くいかない人は、職務経歴書で上記の内容をもれなく採用担当者に伝えられているか確認しましょう。
職務経歴書は書類選考のためだけに読まれるワケではありません。面接でも職務経歴書に書かれている情報を元に行われます。
さらに、職務経歴書は採用担当者だけでなく、部長や役員にも読まれるものです。
自分の年収を決める人に職務経歴書が読まれることを強く意識して作成しましょう
転職回数が少ない日本人は、職務経歴書の書き方にも慣れていません。転職エージェントを利用することで、日々あらゆる人の職務経歴書を見ているプロが添削を行ってくれます。
プロの転職エージェントに添削してもらえると、他の人より1歩も2歩もリードできるね!
STEP②:十分な面接対策を行う
次に、面接対策です。面接対策はメチャクチャ大事です。
働きながら「忙しくて面接対策する時間なんてないよ…」という気持ちも分かります。
わたしも働きながらの転職活動だったため、時間がなく体力、精神的にもしんどい時期もありました。
ただ考え方を変えて面接対策に50時間を使って転職に成功、生涯賃金が1,000万円増えたとします。
なんと時給20万円に!こんなに割の良い仕事はないね^ ^
- 面接は「自分という商品」を短時間でプレゼンしなければならない
- やり直しのできない一発勝負だが、面接に慣れている人は、ほとんどいない
面接はだれよりも準備した人が、面接で勝てるというワケです。面接対策も、優秀な転職エージェントに頼るのがオススメ。
STEP③:具体的な根拠をもとに希望年収を提示する
転職のプロと一緒に質の高い職務経歴書を作成し、十分な面接対策をした上で、希望の年収をハッキリ伝えましょう。
日本人は希望の年収を控えめに伝える傾向がありますが、それでは安く買い叩かれるだけです。
しかし、何の根拠もなく「年収を上げてください」と伝えるだけでは、年収アップどころか不採用になりかねません。
- 年収は〇〇万円を希望します。現職で〇月に昇格し、今年の見込み年収が昨年よりも〇〇万円増加するためです。年収に見合う貢献ができるように頑張ります。
- 年収は〇〇万円を希望します。私の〇〇の経験を生かし、貴社でまずは初年度〇〇円の受注を目指します。もちろん、目標に届かなければ、年収が下がる覚悟はしています。
上記のように、根拠を持って前向きな姿勢で伝えれば、会社側から「よし、そこまで言うならこの人材に賭けてみよう」と思われる可能性が高まります。
多くの人は面接の準備をせずに、希望年収も控えめに伝えるだけです。他の応募者との差別化は決してむずかしくありません。
周到に準備して、堂々と根拠をもって前向きな姿勢で希望の年収を伝えられれば、魅力的な人材だと思ってもらえる可能性が高いでしょう。
有名企業の社長などは、成功の部分が目立ちやすく失敗が目につきにくいかもしれませんが、どんなに成功している人でも、必ず失敗を経験しています。
アマゾンの創設者ジェフ・ベゾス氏は「我々が他より際立っているところは失敗についてだと思う。我々は世界一失敗している企業であり、実例をあげるとキリがない。」と言っています。
世界一成功している企業でも、たくさんの失敗を経験しているんだね!
大事なのは失敗から学び、反省するところは反省して、腐らずにコツコツと続けることです。
目先の結果にとらわれず誠実に努力を続けていれば、たとえ調子が悪いときでも、自然と風向きが良くなってくるでしょう。
関連記事:【転職まで平均21日】Hupro(ヒュープロ)の評判、口コミは?未経験OK
【まとめ】まずは自分自身を知ることが大切
経理は向き・不向きがハッキリと分かれる職業です。
- 経理の仕事が気になるけど、自分に合うか分からない…
- 経理の向き・不向きを知りたい
向いている人にとっては「これほどラクで面白い仕事」は他に見当たらないでしょう。
- 勉強が好き
- 数字を扱うのが好き
- どこでも通用「ポータブルスキル」がある
- ライティングスキル(文章力)がある
- タイピングスキルがある
- 変化を楽しめる
- ポジティブ思考で考える
- システムを扱うのが得意
- 簿記の資格を持っている
一方で、向いていない人にとってはまったく魅力を見出せない仕事です。
- デスクワークが苦手
- 勉強が嫌い
- いまだに根性論
経理事務はまさに縁の下の力持ち。決して目立つポジションではありません。
どの企業にも経理の役割は存在し、転職が非常にしやすい職種ですが、自分に向いているか分からないというあなたへ。
経理に少しでも興味があれば、まず転職エージェントで自分の市場価値を知ることが大切です。
一度、転職エージェントのキャリアカウンセリングを受けてみるのがオススメです。
- ヒュープロ(経理のお宝求人が豊富)
- MS-Japan (管理部門・士業特化型業界最大級)
- ジャスネットキャリア(経理・税理士・公認会計士特化)
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