【経理を辞めたい】向いていない人の特徴3選|辞めたくなったら取るべき行動も解説!

経理の仕事がキツイ…
人間関係が辛い…
給料が安い…

経理の仕事が嫌になっていませんか?

私も経理マンでキツい上司・業績の伸びない会社にいたので、気持ちがめちゃくちゃわかります。

この記事では、経理に向いていない人の特徴3選と、私が仕事をしている時に感じた6つのストレスと原因、解決方法をお伝えします。

記事の結論

会社を代えるとだいだい上手くいきます(私の実体験)

(但し、向いていない人は業種も変えるか、考え方を変えましょう)

なぜなら、経理職は数多くの求人があるので、すぐに今より良い条件の転職先が見つかります。

だからといってすぐに辞めるのは危険なので、損をしない転職方法もお伝えしますので、最後までご覧下さい。
» 経理に強いオススメ転職エージェント5選

目次

経理職が向いていないと感じる人の特徴

経理職が向いていないと感じる人の特徴

経理職が向いていないと感じる人は、以下の3つが苦手なことが多いです。

  • 1円単位でのお金の管理が嫌になってくる
  • 数字の管理に意味が見いだせなくなる
  • 自己主張が強く、コミュニケーションが苦手

これらの特徴に該当する人々は、経理職ではストレスを感じやすく、仕事の満足度が低くなります。

対処方法を一つずつ解説していきます。

1円単位でのお金の管理が嫌になってくる

経理職を辞めたくなるのは、お金の管理に嫌気がさしてくる時です。

1円違えば何がおかしいのか見つけるために、1~2時間かかることも…

1円なんてどうでもいいじゃないかと思うこともありますが、一度いい加減にすると全ていい加減になっていきます。

毎日祈るような気持ちでお金を合わせることは、ストレスが大きいです。

細部に注意を払い、ミスを避けるには高い集中力が求められますが、これを辛いと感じると金銭管理を避けたくなります。

こうした要因は、経理職員がキャリアチェンジを検討する際、重要なポイントとなるのです。
» 経理に向いている人、向いていない人

数字の管理に意味が見いだせなくなる

経理=数字と言えるほど、毎日数字とにらめっこしているのが経理の仕事です。

毎日扱うからこそ、1円単位で仕訳をすることに効率が悪い・生産性がないと感じることがあります。

この思いが強くなると、経理職自体に価値が見出だせなくなり、辞めたくなります。

対処法は、数字の先にある未来を想像すること!

数字の先にある未来

100,000という数字を見たら、古いPCを使っている部署で新しいPCが買えるなど想像する。

10,000,000なら、みんながボーナス貰って「うひょ~」と喜んでいる姿を想像する。

数字の先にある良い未来を想像します。

逆に-10,000,000なら、給料が少なくなり、コンビニでアイスを買う時に「ハーゲンダッツは高いから…!」と買えない未来を想像します。

お金をただの無機質な数字の羅列と見ると、経理業務の意味は見出せません。

数字の先にある未来を思い浮かべると数字管理の意味があります。

経理はただ処理するだけの仕事ではなく、数字を管理し、経営の改善点を見つけ、会社が傾くのを誰よりも早く察知できます。

それが出来ないなら向いてないので、違う職種に転職しましょう。
経理に強いオススメ転職エージェント5選!

自己主張が強く、コミュニケーションが苦手

一人経理以外の会社ではチームワークが不可欠で、チーム全体の協力が重視されます。

経理が作る決算書はひとつで、みんなで一つの物を制作するため協力が必要❗

自己主張が強すぎるとチーム内の協調性が失われ、信頼関係の構築に影響を及ぼすことがあります。

人間関係は、経理を辞める一番多い理由です

解決策は、1人でできる会社に転職すること、またはフリーランスになることです。

コミュニケーションは自分だけでなく相手にもよります。

自分と相性の良い相手を探すよりも、1人で仕事をする方がストレスがありません。

自分の性格を変えればと思う人もいますが、あなただけが悪いとは限りませんし、悪かったとしても人間誰しも長所・短所はあるものです。

無理に自分を抑えて生きるより、自分らしく生きるためにも一人経理ができる環境に代わりましょう。

それでも辞めたくない、自分を変えたいと思うなら、経理のコミュニケーション能力向上完全ガイドを参考にしてください。

経理職を辞めたいと感じる理由

経理職を辞めたいと感じる理由

経理は企業のお金を扱う責任の大きい部門です。

業務の特徴から経理特有の不満があり、「辞めたい」と考えてしまうことがあるでしょう。

経理職を辞めたいと感じる理由と、原因をそれぞれ見ていきましょう。

  • 仕事量の多さと繁忙期のプレッシャー
    →プレッシャーの質・量が合ってない
  • 低い報酬
    →会社の業績・業界自体が良くない
  • キャリアの停滞
    →会社の問題
  • 人間関係でストレスを感じる
    →環境が良くない
  • AIに仕事を奪われるか不安
    →責任ある仕事をしていない
  • 専門性の高さと更新される会計基準
    →一人で背負いすぎている

各項目の対処法を以下で詳しくお伝えします。

仕事量の多さと繁忙期のプレッシャー

参考:ビズクロ

経理職の仕事は、特に繁忙期には仕事量が大幅に増加します。

月次や四半期、年次決算の時期には、通常よりも多くのタスクが発生し、それによって長時間労働となり、負担となります。

決算時期は、残業確定❗

毎月の締切のプレッシャー、監査対応などの重要な作業が特定の時期に集中することが、プレッシャーをさらに増大させます。

経理の仕事は、1円単位で誤差を合わせる正確性を要求されるため、精神的なストレスも非常に大きいです。
» 経理の繁忙期を乗り切るコツ

ただし、会社の規模によってプレッシャーは軽減することができます。

大手や上場企業の厳しいプレッシャーには耐えられなくても、中小企業であればそこそこのプレッシャーしかかかりません。

特に社長がおおらかな人であれば、プレッシャーはさらに軽減されます。

今のプレッシャーに耐えきれないという人は、転職を考えた方が良いです。

そもそも、あなたが過度なプレッシャーを感じるのは、周りのサポートがないからで、職場環境としても良い所ではありません。

低い報酬

参考:ジョブキュータウン

経理職において、低い報酬は基本セットです。

営業職などに比べれば、事務職自体が報酬水準が低いので。

ただ、あなたの報酬が低いのは、普通じゃない可能性が…

同じ経理でも、業績の良い会社なら報酬も違いますし、業界が違えば報酬水準自体が100万円単位で違うところもあります。

給料の低さに嘆くなら、まずは求人を探してみましょう。

業界を変えても仕事内容自体は、大きく変わりません。

キャリアの停滞

経理職の最大の問題点は、キャリアの停滞です。

経理は昇進の機会が限られ、同じポジションで働くことが多い

キャリアの成長を感じにくく、スキルや経験が適正に評価されていないとの感覚に陥りやすい。

会社に同世代の経理がいる場合

どちらかはずっと平社員です。

経理の仕事は基本ルーティンワークなので、昇進しないほうは責任のある仕事ができません。

50代で簡単な仕事しか出来なかったら、会社が倒産した際も受け入れてくれる転職先がない可能性があります(他の職種よりは転職しやすい)

経理職はキャリア停滞を起こしやすい職種で、もし同世代の経理がいるなら会社を代わる方が良い。

昇進がうまくいけば、給料も大幅に上げることができます。
» 経理で年収1000万円稼ぐ方法

チーム内の人間関係でストレスを感じる

チーム内の人間関係に起因する問題

チーム内の人間関係は、職場での快適さと生産性に重要な影響を与えます

実際、ストレスや不満の原因となり、仕事への集中を低下させることがあります。

私の過去の経験

私が中途入社した時、上司は新卒から5年以上勤務している同い年の男性でした。

性格は非常にキレやすく、冗談の通じない人で、怒ると手につけられない

仕事も教えてくれることなく、「過去の仕訳を見てその通りやれ」としか言わず。

最初は仕訳の仕方もわからなく、17時定時の会社で毎日22時まで1人で残業していました。

それでも分からないところがあって聞くと、「過去のを見れば分かるでしょ? もう一回見て」と言われ、また残業。

怒ると手に負えなくなることを周りも、管理者も知っているので、誰も助けてくれませんでした。

おかげでストレスが溜まり、家で奥さんにあたってしまい、奥さん家出⇒離婚寸前にまで追い込まれました。。。

そこまで酷い職場はあまりないと信じたいですが、酷い職場で働き続けている人はたくさんいると思います。

転職した先では、「こんなことも出来るの、君は凄いね❗️」と事ある事に褒めて重宝していただいているので、会社が変わればこうも働きやすくなるのかと驚きました。

自分を大切にしてくれない会社に、あなたはもったいない❗

自分を抑えないといられない会社と、あなたを必要としてくれる会社、どっちが大事ですか?

AIに仕事を奪われるか不安

AIにより無くなる仕事と言われているのが、経理職。

確かに仕訳はルールさえわかってしまえばAIでも出来ますし、機械のほうが早くてミスも少ない。

しかし、AIには経営分析・改善、各部署との調整は出来ない❗

人とのコミュニケーションや、分析・改善には企業風土なども分かる必要があり、そこまでの個別対応はAIには出来ません。

主任クラス以上の仕事がAIに奪われてなくなることはありませんので、必ず昇進できる環境で働いてください。

昇進できない環境なら、転職を考えないと未来はないかもしれません。

専門性の高さと更新される会計基準

経理ですが、10月からはじまるインボイス制度の説明各部門の管理職しか受けてなくてもはや10月までに辞めたい。え、仕事外に自主学習せなあかん感じ?ややこしそうすぎて無理

https://x.gd/MQVYU

会計基準は常に変化しており、その専門性を維持するためには、最新の知識を学び続ける必要があります

税法の改正や会計規則の変更があれば、経理担当者は新しいルールを理解しないといけません。

グローバルなビジネス環境では、国際基準に準拠する業務も求められます。
» 英文経理で役立つ資格と認定試験

会計ソフトウェアやシステムも進化し続けており、これらのツールを効率良く使いこなすための技術的な知識も必要です。

経理職は知識を常に新しくしていくことが重要な職業

知識が追いつかないときの解決方法は、税理士を頼ること。

税制改革などは、自分でも考えますが正解が見えないので、より専門的知識を持つ税理士を頼って、乗り切りましょう!

こればかりは会社を変えても状況は大きくは変わりませんので、完璧を求めず、1人で背負いこまず、やれる事をやりましょう。

会社を辞めたいと思った時に取るべき行動

経理を辞めたい時に取るべき行動

会社を変えたいと考えた際には、即転職の前にすることがあります

すぐに転職したい気持ちもわかりますが、自分の将来のため一度冷静になって以下の行動をしてみてください。

自己の感情と理由の整理

会社を辞めたいと感じたときは、自分の感情とその理由をしっかりと整理することが大切です。

辞めたいのはなぜ?
・決算が忙しいから?
・上司が〇〇だから?
・給料が安いから?
・昇進できないから?

仕事に対する不満や疲れが一時的なものか、長期にわたる根深い問題なのかを見極める必要があります。

自分の価値観や理想のライフスタイルを再考し、現状とのギャップを把握することが有効です。

なりたい自分と、今の自分にどんなギャップがあるのかを理解できると、次の行動に移れます。

この時、辞めたい理由が複数ある場合はリスト化しておきましょう。

信頼できる友人、職場の同僚に相談

辞めたい理由と、自分のキャリアプランとの乖離が見つかったら、人に相談してみましょう。

信頼できる会社外の友人・職場の同僚に「こういう理由で辞めようと思うけど、どう思う?」と聞いてみましょう。

あなたのことを大切に思う人なら、すぐに「ダメ!」なんて言わず、一緒に悩んでくれる

正直言えば、ほとんどの人が「辞めないほうが良い」と言います。

重要なのは辞める辞めないの結論より、その過程で話してくれる細かい懸念点のほうが大事で、助言は紙に書いて残しましょう。

内部異動や転職の可能性を探る

異動で地獄から天国に変わる人もいます。

今日一緒に数時間お仕事した経理の子、 実は医事にいたことあって
やっぱりわたしみたいにターゲットにされてこわくて半年で『辞めたい』ってなって
それで引き止められて経理に移ったらしい
『今は天国です』って笑ってた いいな、異動出来て

https://x.gd/Fzc1r

企業内の部署異動ができないか考えてみましょう。

新しい会社に行けば、一から人間関係を構築しないといけませんので、一度考えてみましょう。

さらに転職エージェントや転職サイトに複数登録して、求人があるかどうかも見てみましょう。
» 経理に強いオススメ転職エージェント

複数必ず登録して!サイトごとに得意な求人もあるし、得意でなくても他にない求人もあるから!

転職市場でのあなたの経理スキルの需要を調べることで、会社に対しても強く出られます。

キャリアアップを目指しているならば、追加資格の取得や研修を検討することも一つの手段です。
» 経理の勉強法!効果的にスキルを身につける方法

直属の上司や人事部に相談する(最終手段)

会社に相談して、異動や待遇改善を要求します。

相談をした相手があなたを大切にしてくれる人じゃない場合は、「わかった。いつ辞める?」みたいなことになります。

信頼できると思っていたのに…なんてこともあるので、要注意!

会社に相談するのは転職できる見込みが付いた状態で、「辞めたい」とは絶対に言わずに「将来が不安」「しんどい」などあいまいな表現をしましょう。

もどかしいですが、転職が確定していない状態で強い表現をすると、会社も辞めようと考えるような人はいらないと判断するかもしれません。

私が辞める際に後悔したのは、「辞めたい」と先に言ってしまい、転職先が決まっていない状態で辞めさせられそうになったこと。

特に家族がいる人は、数か月の給料が入らないだけで債務超過になる可能性があるので、注意してください!

相談して良い結果が得られない場合は、秘密裏に転職活動を始めましょう。

具体的な方法は、経理職への転職方法をご覧ください。

経理からキャリアチェンジする場合

経理からのキャリアチェンジ

経理からのキャリアチェンジは、多くのスキルと経験を活かし、新たな職種に挑戦する絶好の機会

経理の仕事で培った専門スキルや注意力は、以下のような多様な職種・業界で価値があります。

  • 税理士
  • 一般事務
  • 総務
  • 経営コンサルタント
  • 銀行
  • 投資
  • 保険
  • リサーチャー
  • 広告運用
  • マーケター

専門的な資格と、数字に強い・管理・分析能力があることで多様な職種を目指せます。

ネットワーキングや業界イベントへの参加、転職エージェントと相談することで、新たなキャリアが見つかることも。
» 転職活動の流れを解説!基本スケジュールと準備方法

他の職種への適性と可能性

スキルアップとキャリアプランの再検討

経理からのキャリアチェンジには幅広い選択肢があります。

活かせる能力

データ分析・レポーティング
マーケター、リサーチャー、コンサル

顧客理解・利益管理・交渉スキル
営業職(銀行、保険、投資)

データドリブンな意思決定
経営戦略部門

リスク管理・コンプライアンス知識
コンプライアンスオフィサー、内部監査

財務管理・経営管理
経営コンサルタント

会計・財務知識
税理士、講師、フリーランスでコンサルティングサービス

注意深さ・正確性
総務、法務、人事、一般事務

テクノロジー企業での財務システム導入、金融業界でのアナリストやファイナンシャルプランナーへの転職、会計ソフトのセールスやカスタマーサポート職も視野に入るでしょう。

経理経験者には、可能性がある!

キャリアチェンジを考えている方は自身のスキルや経験を見直し、適切な転職先を選択することが重要です。

経理経験を活かした転職先の選択

参考:Career Theory

経理経験を活かした転職先を選ぶには、自分のスキルや知識を生かせる職種や業界を選ぶことが重要です。

スタートアップ企業では、経理・財務責任者として重宝される!

経理を辞めたいと感じる理由を参考にし、プレッシャー量や希望年収も考慮して職種・業界を選びましょう。

経理経験は、独立して会計事務所や税理士事務所を開業する際にも資産となります。

どんな職種・業界にいっても経理経験は決して無駄になりませんので、理想の自分を思い浮かべながら選びましょう。

転職サポートサービスの活用

経理経験を活かした転職先の選択

経理職を辞めたいと考えている方には、転職サポートサービスの活用が非常に有効です。

仕事を続けながら行う方が応募先企業の評価が高いので、絶対辞めないで!

辞めてしまうと必ず「なぜ転職先が決まる前にやめてしまったのか?」と聞かれます。

転職エージェントは、無料で求人を見つける時間を短縮できるくらいに考えて活用してください。

実際は
・思いもよらない会社からのオファー
・意外な職業適正
・面接練習
・職務経歴書指導
・待遇向上の交渉代理

様々なメリットがありますが、あまり考えすぎずにまずは登録してみましょう。

最初は連絡が来るのが怖いですが、自分では考えつかなかった求人紹介やアドバイスが受けられるので、非常に有益です。

あとは、現在の転職市場の情報もわかるので、内定が決まりやすい時期などのアドバイスも参考になります!

転職市場のトレンドや業界情報の提供により、時代に合った求人選びがエージェントを使うと可能になります。
» 経理に強いオススメ転職エージェント

まとめ

まとめ

経理職を辞めたいと考える理由は人によってさまざまです。

あなたはうまく仕事できない自分が悪いと思っているかもしれませんが、私から見れば単純に今の会社のプレッシャー・考え方・環境があなたには合わないだけです。

辞めたいと感じた時には、自分の感情と理由をしっかり整理し、内部異動や転職を検討、人からのアドバイスをもらいましょう。

そして軽く会社に相談し、改善見込みがないなら本格的に転職活動を開始しましょう。

ひとつずつ慎重に行動を進めれば、必ず今より気持ちよく仕事ができるようになります。
» 経理に強いオススメ転職エージェント

未来は明るい! 一緒に頑張りましょう❗

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この記事を書いた人

ゆうのアバター ゆう 現役の経理部員

当ブログをご覧いただきありがとうございます。
編集長のゆうです。

現役の経理部員として知らないと損する「お得な情報、オススメ転職エージェント、転職ノウハウ」などを惜しみなく公開します。
2022年から未経験で転職活動をスタートし、2社の内定を獲得しました。
年収も420万円から600万円にアップし、経理事務を満喫しています。

皆さんの役に立つ情報発信をしていきますので、よろしくお願いします。

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